タロットカードの英名を調べてみよう!の、第2弾です。
いきさつ(前回の記事)はこちら

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7.戦車(The Chariot
日本語の戦車と意味合いが変わりませんが、Wikipediaのチャリオットの項目を参照すると、個人的に興味深い記述が。

>地形の制約を受けやすく、また戦力維持に要すコストが非常に高くつくため、…

確かに、戦車はバイクや軽自動車のように小回りが利くようなものではないでしょう。

小アルカナでは、馬にまたがる騎士が描かれていますが、これだと、戦車より戦力は劣りますが、コストもかからないし小回りが利くと解釈できそうです。(人間をそのように言うのは気が引けますが、戦力として考えた場合のあくまで例えですので。)

以上を踏まえると、戦車のカードは、インパクトや重厚感、威圧感、攻撃力はあれど、柔軟性やコスパは薄め、環境に左右されやすいというワードが浮かんで来ます。

例えばこれを金運に当てはめれば、宝くじ1等10億円!と、インパクト絶大で、当たれば大きいけれど、コストがかかるし、環境に左右されやすい(運によるところが大きい)といったところでしょうか?
8.正義(Justice
ジャスティース!はい、ジャスティスです。
正義とか、公平、公正、あるいは裁判に関係したり、そのような意味なのでしょう。

ポイントは、ここで言う正義とは、個人的な感情に左右されない、客観的な指針での正義なのだと思います。

例えば、人を殺めた人がいたとして。
心情としては、極刑を求めたい気持ちがあると思うのですよ。

しかし、感情の赴くまま、自分の個人的な裁量でその人を極刑に処するのは、このカードにとっての正義ではないのでしょう。

法に従って、裁いていくということなのでしょう。
同じ罪を犯したとしても、Aさんはなんかムカつくから刑を重くして、Bさんは意外と感じのいい人だったから軽くしよう!のような、主観が入らない。

ここでの正義はそういうことなのでしょうね。

9.隠者(The Hermit
The Hermitを調べると、世捨て人なんて単語が載ってますけどね。
まあ、なんでしょう?
俗世から離れて、引きこもりじゃないですけど、一般的な生活からは距離を置いているようなイメージが浮かびますかね。

weblioによると、
“(初期キリスト教時代の)隠修士,隠者,世捨て人,独居性の動物,香料入り糖蜜クッキー”
とありますね。

修道院や修行僧、仙人(?)のようなニュアンスでしょうか?

Wikipediaの隠者の項目には、
“宗教的な文学でも世俗の文学でもしばしば「隠者」という言葉が人間不信者を含めて孤独な生活を送っているものをゆるく指して使われている。
近代の口語的な用法では、「隠者 (hermit)」という言葉は一般社会から離れた生活を送っているもの(世捨て人)や、社会的行事に参加していないものを指して使われる。”

とありますね。
私が説明しなくても、これで事足りるような気がしますけど。笑

また、画像にて引用しますが、このような記述もあります。
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中世において、世捨て人は一般的な職業だったというのがすごいですね。

それとは少し違うかもしれませんが、(というか、これから挙げるワードチョイスに賛否両論起こりそうでハラハラしますが、)引きこもりや路上生活者、刑務所暮らし、病気療養中、休職中他、ぼっち飯なんて言葉が流行りましたが、大学に行っても誰とも話さない、会社員でも、自宅と家の往復で、特に誰とも話さないなど、あまり人と交わらない、内向的な方や、隔離といったら語弊があるかもしれませんが、そんな環境にあるような方も、隠者のカードで表せるかな?なんて思ったりします。

他には、図書館や書斎、研究室にこもる研究者なオタクなど。

長くなりすぎたので、続きはまた次回!

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